なぜ、この店で買うのか。
長野県松本市。
城下町の面影が残る路地を抜けた先に、
その店はある。
派手な看板はない。
けれど、扉を開けた瞬間、空気が変わる。
山本耀司の系譜と、フランスの手仕事。
一見、交わらないはずの二つが、
ここでは自然に隣り合う。
「なぜ、この組み合わせなのか」
——その問いに、私たちは空間と選定眼で答える。

路地の奥にある、小さな美術館
商品を「並べる」のではなく、「見せる」。
一着一着に、呼吸できる余白を。
この空間そのものが、私たちの美意識の表明。

選ぶ、という行為を愉しむ場所
急かさない。迷っていい。
服を選ぶ時間は、自分と向き合う時間でもある。
だからこそ、居心地のいい空間を整え続ける。
なぜ、Yohji Yamamotoとフレンチメゾンなのか。
「売れるから」ではない。
「好きだから」でもない。
この二つには、共通する哲学がある。
異なる出自、同じ美意識
Yohji Yamamotoの系譜
黒の詩人、山本耀司
既成の美しさに抗い、
服の「構造」そのものを
問い直してきた。
Y's、Y-3、Ground Y
——形は違えど、根底に流れる反骨と詩情は同じ。
フレンチメゾンの手仕事
職人の手が、素材に命を吹き込む
Jacques Le Corre、Jack Gomme、Serge Thoraval。
大量生産を拒み、
一点一点に時間をかける。
その姿勢が、
長く愛される理由。
交差点としての、この店
「本物」だけを、隣り合わせる
モードとクラフト。
東京とパリ。
相反するように見えて、
どちらも「妥協しない」という
一点で繋がっている。

店の格を示す、一生もの
【商品名】
Jacques Le Corre ジャックルコー 【LISBON】
小リスボン small バッグ BORDEAUX
【選定理由】
・フランス・パリの小さな工房で、
ひとつひとつ手作りされる。
・この店を象徴する一品として、
真っ先に仕入れを決めた。
・「持つ人の格を上げる」
——そんな存在感のあるバッグ。

山本耀司の思想が、宿る一着
【商品名】
Y's for men WOOL GABARDINE PARALLEL PANELED JACKET J02-100-2
【選定理由】
・ウールギャバジンの重厚感。
パラレルパネルという構築的なディテール。
・着る人の姿勢を正し、背筋を伸ばさせる。
・「服に着られる」のではなく、
「服と対話する」。そんな一着。

フレンチメゾンを、日常に
【商品名】
・Jack Gomme ジャック・ゴム 【NICO】 JackGomme Light original
【選定理由】
・軽い。丈夫。そして、どこか品がある。
・「いいものを持ちたいけれど、気負いたくない」——そんな声に応える一品。
・フレンチメゾンへの入口として、最初の一歩に。

日本の手仕事、モダンな形
【商品名】
・kawa-kawa カワカワ がま口ショルダーバック【kuchigane】 BK731
【選定理由】
・「がま口」という古典的なディテールを、
現代的なシルエットに落とし込む。
・国産レザーの質感、金具の開閉音。
五感に訴えるものづくり。
・海外ブランドだけでなく、
日本のクラフトにも目を向けてほしい。

走れる、モード
【商品名】
・Y-3 ワイスリー PRIME X 2
STRUNGスニーカー_IF1976
【選定理由】
・山本耀司とadidasの協業が生んだ、
唯一無二のスニーカー。
・機能性とデザイン性の両立。
履いた瞬間、足が軽くなる。
・「モードは動けない」という先入観を、
この一足が壊す。
目利きが選んだ、すべてのアイテム
ここで紹介したのは、ほんの一部。
すべての商品に、選んだ理由がある。
全てのアイテム

La Cienega Kamiyama
【店舗情報】
・所在地:長野県松本市
・アクセス:JR松本駅より徒歩圏内
・駐車場:近隣にコインパーキングあり
【メッセージ】
・オンラインでも、この目利きを届けたい。
・けれど、やはり一度は足を運んでほしい。
・空間の空気、服の手触り、スタッフとの会話
——画面では伝わらないものが、ここにはある。

















